ささやかな幸せ福々暮らし

幸せ福よび 楽しく暮らす日々

小春日和

今日は
いい夫婦の日


2年前 この日に父が倒れた
妹から連絡を貰うが その年は


猛烈な吹雪
列車は止まり陸路も ホワイトアウト


翌朝、病院に着いてみれば
病床の父は威厳に満ちた様子の
すまし顔^^;


リハビリ頑張ってゆきましょう、と
逞しい理学療法士さんに支えられ
励まし 時にはちょっぴりイジワルな事を言われ^^;
キッ!とした目で睨みつけ頑張る姿


その やりとりすら微笑ましく^^
医師からは退院後ご自宅に戻るのは難しいと・・・


介護の勉強はしていたけれど


看護師さえ難しい挿管なのに
素人のあなたにはムリですよ、と


そんなこんなで色々と駆け回っているうちに
容態急変、お空に還った


父の声が聴けないことが
寂しく思う


もしも
お父さんの今居るところに辿り着けるのならば
精進する 絶対に挫けない


小春日和は もったいなくて
でも
贅沢に日向ぼっこしながら うたた寝


先日の番組にて「冬構え」の俳句
でも私は
冬にさえ構えず、しなやかに暮らしゆく


毛糸の手袋に
今年も宜しくね、と
ささやきながら


拙い文を読んでくださり
どうもありがとうございます

頂く

出先で思いがけず
頂きもの


ご自由にお持ちください


と張り紙した野菜用?コンテナ
ふと見てみたら


もぎたての茄子が沢山^^
これは嬉しい


片手に1つずつ、両手で2つ
これを今日の晩御飯に、と


家に帰って料理本を開き
「なべしぎ」に決定^^


材料には「ししとう」
とあったけれど


冷凍庫の中から
忘れていた
サヤエンドウ発見^^;


だし入り八丁味噌を
水で溶いて調味


シンプルなのに
なんて美味しいのだろう


茄子をくださったかた
美味しく頂きました^^
ありがとうございます


思いがけない 夏の贈りもの
くださった あなたに
幸福あれかし



暑中お見舞い申し上げます


暑さ続いていますが
どうぞ お身体 だいじに なさって
お健やかに お過ごしください

禍福

禍福は糾える縄の如し


(かふくは あざなえる なわのごとし)


糾える縄とは
細いひも状のものを撚り合わせ
強度を増したもの 更にそれを


二本で撚ったように見えることから
交互にやってくるような事柄


諺(ことわざ)だが
出典は釈尊のよう


禍福というのは
いわずもがな「わざわい」と福のこと


新型ウィルスによるパンデミックで
禍という文字を多く見受けるようになった


しかし本当に禍だろうか?
亡くなったり罹患したかた
いらっしゃると思う


私心で判断しているつもりはないので
誤解しないで頂きたいのだが



いのち、とは
生きる、とは


それらが
当たり前の事ではないと気付く


中学生の頃、国語の教科担任だった先生に
「あかねさす」の語源を糾した
(吾のただす、はチョイと意地悪かも^^;)


紫には「あかねさす」と決まっているのです、と


なにゆえ?との質問に窮した先生とっさに


あなたの感性は素晴らしいと思うわ
いつか きっと答えが
わかる日がくるはず


微笑みながら


しあわせは仕合わせとも書くから
幸運になろうとしなさいな


と告げし


其を教え賜いし茉莉の花
文豪の娘と同じ字にて と誇らん


鴎外先生は堅苦しくて苦手だが
娘さんの「贅沢貧乏」は読んでみたい